横浜市の施工不良マンション問題

横浜市所在のマンションで杭の深さや基礎のセメント量が足りずに建物が傾いていることが判明した問題。

最近「事前にマンションの施工の安全性を確認する方法はないのか」とのお問い合わせやご質問が多く寄せられております。

しかし、マンションでは購入を検討した段階で施工自体は終了していることが少なくありませんし、建築現場に立ち入っての確認も安全性の観点もあり販売業者が認めないことでしょう。基本的に、まずは図面の適法性と安全性を信用して購入する以外に手立てはないでしょう。

ではその後マンションの施工の安全性を確認する手段としてどのようなものが考えられるでしょうか。一つの方法としてマンションの販売契約上、購入後2年ほどは販売業者がアフターケアをすることになっていることが大半でしょうから、こうした機会に柱、梁部分を含め、ひび割れ、ずれなどの不具合がないかどうか積極的に確認してもらうことが考えられます。

さらに、できれば管理組合様の方で購入後早期に一級建築士などの専門家に依頼して地下の基礎部分への立ち入り含む、より専門的な検査を行ってもらうことがおすすめです。

梁や柱部へのひび割れ、建物間の接合部分のずれなどが発見されたら、基礎部分の施工不良が疑われるということになります。

弊事務所では、業務提携しているマンションに特化した一級建築士事務所とも協力してこのような施工不良の有無の確認、施工不良が確認された後の販売業者との交渉、建て替え等の管理組合内での手続などの一貫したサポートをご提供しておりますので、今回のニュースをご覧になってご不安をお持ちの方は、お気軽に弊事務所までご相談ください。

以上

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